アメリカ在住10年の鉛筆です。
現在40代後半ですが、英会話の勉強、本当に苦労しました。
いや、過去形ではなく現在進行形、いやいや、現在進行形ではなく現在完了形の継続です。
って、そんなこと、どうでもいいですね(笑)
今回は、私がアメリカで経験してきたことをもとに、アメリカで英語の勉強をしたい方の役に立ちそうな情報をご紹介します。
アメリカへ英語の語学留学にかかる費用
最初に、アメリカで英語の勉強をするのは、とてもお金がかかります。
母国語が英語でない人のための英語のクラスは、安いもので月1,000ドル前後、高いものになると月に2,000ドル前後くらいします。
安い方の月1,000ドル前後というのは、アメリカのあちこちにあるコミュニティ・カレッジの英語のクラスになります。
コミュニティ・カレッジとは、日本でいうところの短大と専門学校を合わせて2で割ったイメージです。
アメリカの高校を卒業していて、アメリカに住んでいれば、ほとんど誰でも入学が許可されます。
アメリカの高校を卒業していない、海外からの留学生は、コミュニティ・カレッジの英語のクラス(ESL)を1年から2年間とって、そのままコミュニティカレッジへ通う人が多いようです。
高い方の月に2,000ドル前後くらいというのは、大学の英語のクラスになります。
アメリカの高校を卒業している人は、事前に願書を提出して合格すれば、入学することができます。
海外からの留学生は、大学によって必要なTOEFLの点数がありますので、その点数をクリアして、かつ、願書を提出して合格すれば、入学することができます。
TOEFLの点数が基準に達していない場合は、条件付きで大学へ入学が許される場合があります。
その場合は、1年から2年、英語のクラス(ELS)で勉強して、大学側から出されている条件をすべてクリアできれば、そのまま大学へ進学することができます。
これらの学費に加えて、アメリカへ英語の語学留学をする場合、さらに生活費も加わります。
生活費は場所によってまったく異なりますが、日本でひとり暮らしするのと、さほど変わりはないと思っていれば間違いはないでしょう。
アメリカの生活費をもっと詳しく知りたい方は、以下のサイトが役に立ちます。
アメリカへ英語の語学留学にきている人の年齢
アメリカで英語の語学留学をする場合、コミュニティ・カレッジや大学の英語のクラス(ESL)に参加することになります。
そのESLに参加している人たちの9割以上が、ESLの後に進学を希望しています。
そのため、生徒の半分以上が高校を卒業したばかりの18歳、ほかは母国で一度大学を卒業した20代、30代です。
私のような、ただ、英会話を学びたい40代というのはほとんどいません。
アメリカで英語の語学留学をして役に立つ人
このESLですが、どんな人に向いているのかを考えてみます。
そもそも、コミュニティ・カレッジや大学のESLは、進学することを前提にカリキュラムが組まれています。
そのため、必要な資料の読み方、レポートの書き方、プレゼンの方法など、実用的なことが主な内容です。
ですから、やはり、アメリカのコミュニティ・カレッジや大学へ進学を希望している人向けであるといえます。
反対に、TOEFLの点数が基準を満たしているからとESLのクラスを取らずに、いきなりアメリカの大学のクラスを取った人は、アメリカ的なレポートの書き方、プレゼンの方法を知らなわけですから、かなり苦労するようです。
日本の高校を卒業後すぐにアメリカの大学へ進学する場合は、新学期のはじまる4月から8月の間に、ESLのクラスを取ることをおすすめします。
アメリカでシンプルに英会話を学びたい人には
アメリカで英会話を学ぶことを希望している人には、大学よりコミュニティ・カレッジのESLをおすすめします。
大学のESLは授業で拘束される時間も長いですが、宿題も大量に出ます。
英会話を楽しむ時間はほとんどないのです。
なので、多少は時間に余裕のあるコミュニティ・カレッジのESLの方がおすすめです。
それでも、進学するためのノウハウがほとんどになるので、同時に英会話のチューター(個人教師)を雇う必要があるかもしれません。
英話のチューターは、安くて時給25ドルくらいから、高い人では50ドル以上です。
あるいは、学生ビザなどの心配のない人には、教会でボランティアのESL、あるいは、住んでいる市が実施しているESLのクラスがあるかもしれませんので、一度探してみてください。
アメリカから日本のオンライン英会話を使う
アメリカに住みながら、英会話を勉強したい人には、日本のオンライン英会話を申し込むのも1つの手段です。
講師がフィピリン人のタイプのオンライン英会話だと、距離が遠い分、画質や音質に問題がでる可能性はありますが、私は特に問題を感じることなくレッスンを受けられました。
気をつけたい点は、支払いの方法と時差です。
クレジットカードやペイパルで支払いができれば問題ないでしょう。
時差ですが、日本とアメリカには時差があるので、レッスンが提供されている時間に、合わせられるかが問題です。
私は、アメリカの早朝にレッスンを受けていましたが、日本の夜にあたるので、レッスンの予約がいっぱいになることが多かったです。
アメリカの夜にレッスンを受けるとなると、日本の早朝ですが、たまに朝に弱い講師がいたりして、キャンセルになることもあるので、講師選びは慎重に。