おはようございます、青海苔でっす!
40代に差し掛かった辺りからだったと思います。
似合う洋服を探すのが大変になりました。
加齢に加えて、田舎に住んでいたのでそもそも売られている洋服が少ないこと。
アジア人の肌に合う色の服がほとんどないこと。
気温の高い場所に住んでいるので、リネン100%の素材を探したけれど見つからず、見つかっても高額すぎて買えなかったこと。
いくつもの要素が重なって、洋裁に興味を持ちはじめたのが2010年頃でした。
ただ、興味を持っただけででは、洋服って作れるようになりませんよねー。
洋裁を教えてくれる教室があればよかったのですが、そんなものはなく。
独学でただひたすら本を読んで、作ってみるの繰り返し。
どんなことでもそうですが、最初は酷いものばっかり出来上がりました。
布選びやサイズの失敗はもちろん、自分に似合うと思ったのに、着てみると似合わなかったり。
やっと最近です。
ギリギリ外に着ていけるものができるようになったのは。
そんな中、今一番重要だと思っているのが、アイロンとミシン。
住んでいる場所柄、リネン素材を使うことが多いのですが、リネンはすぐにシワになるので、とにもかくにもアイロンが重要。
ピシッとした状態で作っていかないことには、仕上がりもピシっとなってくれません。
またミシンは、値段が高いから綺麗に縫えるのではないのですよねー。
いかにその布に合った調整ができるかが肝なのだと気づきました。
現在使っているのは、こちらの2台。

アメリカで一番最初に買ったのは、600ドルほどするミシンでした。
お店の人に言われるがまま買ったもので、スティッチの種類が多かったです。
でも、写真のミシンはどちらも200ドルしなかったので、合わせても400ドル以下です。
右側はストレートスティッチ用のミシン。
厚めの生地が縫えるHeavy Dutyタイプで、とてもパワフル。
デニムやレザーはもちろん、普通の厚さの生地も縫うことができます。
左はロックミシン。
布端の処理や、ニットなどに使います。
右のHeavy Dutyタイプは2018年に、左のロックミシンは2014年に買いました。
どちらも単機能で、一切コンピュータ化されていませんが、洋服を作るにはこの2台で十分すぎるほど。
どんなこともそうですが、高い物が良いものではなく、自分に合った物が良いものなのですよね!
参考までに、私が持っているミシンは以下の2台です。