今日は、サンクスギビングデーあとの土曜日です。
夫はまだ惰眠を貪ってます(笑)
その間に、お掃除ロボットを動かして、私はコーヒー&パソコンタイム。
今年のサンクスギビングデーは例年と同じで、特別なことはなーんにもしませんでした。
ゆいいつやったことは、犬の散歩という感じです。
そんな散歩の道中、さくら(犬)がファイアーアントの巣に足を入れてしまいました!
ファイヤーアント(ヒアリ)とは
ファイアーアントは英語でfire antと書き、アメリカ南部の暑いところだとどこにでもいます。
そのファイアーアントの巣は、土がこんもりと盛り上がっているだけ。
直径が5cmくらいのものもあれば、50cmくらいのものもあります。
ぱっと見は土が盛り上がっているだけで、蟻は見当たりません。
ところが、その土に少しでも触れると大量の蟻が出てきます。
さくら(犬)がファイアーアントの巣に足を乗せてしまった
さくらが足を乗せてしまったファイアーアントの巣からも、あっという間に何匹かのファイアーアントが出てきました。
でも思ったより数が少なく、もしかしたらつぶれかけの巣だったのかもと思いました。
なので、特に心配することもなく、その後、夫と食料の買い出しにでかけたのです。
ところが、戻ってきて、さくらの様子がなーんかおかしいことに気づいたのです。
そわそわが止まらない感じ?
そのうち体中を掻きはじめ、夜になってマズル(口)が1.5倍くらいの大きさになっていることに気づきました。
でも、さくらの様子が変なのはわかったけれど、何が起こっているのかはわかりませんでした。
そのため、夜も遅く、さらに、その日はサンクスギビングデーだったので、獣医さんへは行かなかったのです。
さくら(犬)を獣医さんへ連れていく
結局さくらは、一晩中眠れなかったみたいでした。
顔の腫れはひいていたけれど、やはり心配だったので、翌朝一番で獣医さんへ行きました。
すると獣医さんは、「何かに刺されたわね~」と。
でも、すでに顔の腫れがひいているのだったら問題ないわ、と。
(今思えば、これは命に別状はないという意味だったと思います。)
ただ、何かに刺されたのかがわからないと処置ができないようで、あれこれ思いを巡らせていました。
結局、庭で蜂に刺されたということになりそうだったのですが、私が、「散歩へ行ったあとにこんなことになった」と話したら、先生が「ファイアーアントとか?」というので、やっと散歩のときのことを思い出したのです。
というのも、ファイアーアントがアレルギーとして反応するなんて考えたこともなかった(T_T)
なので、先生に言われてはじめて気づきました。
先生はすぐにファイアーアント用の注射を打ってくれました。
そしてあっという間にさくらの掻きむしりがなくなって、一安心。
ただ今後は、またファイアーアントに刺されるとアナフィラキシーショックになる可能性があるので、気をつけてあげないといけません。
犬のマズルは腫れるときは
ちなみに、食べ物のアレルギーでマズルが腫れることはほとんどなく、マズルが腫れるときは何かに刺されたときなのだとか。
そういえば、以前住んでいたアリゾナ州では、知人の犬が庭で遊んでいたらガラガラヘビに噛まれてマズルが腫れたと言ってました。
確か、顔全体が倍以上に膨らんだと話していたので、さくらのマズルが腫れたのよりも症状が強く出たのでしょう。
暑いところに住んでいると、ガラガラヘビやらサソリやらファイアーアントやら、犬にとっても危ない生き物がけっこういるものです。
ファイアーアント対策
ところで、ファイアーアントはどこにでも巣を作ります。
「巣」ができてしまったときの対策は、
- 熱湯をかけること!
です。
これが一番効きます。
女王蜂ではないですが、女王ファイアーアントのようなものがいるようです。
その女王ファイアーアントを退治することが肝心。
注意点は、お湯をかけたときに大量のファイアーアントが出てきて危ないことがあります。
他には、熱湯をかけるので、芝生などは一時的に枯れます。
たまに、漂白剤をかけるといいと書かれているのをみかけますが、庭に漂白剤を使うと、それ以降その場所に植物が生えなくなります。
また、ファイアーアントの巣は水に弱くて、大量の雨が降ると大抵の巣は一度潰れます。
潰れるけれど、また近くに巣を作るのです。
なので、お水を大量にかけるのもあまり良くないです。
あとは、マメにファイアーアント専用のペストコントロールをしていれば、巣はできないでしょう。
最後に、こちらは、マズルが腫れていないさくらちゃん。
