旅行から戻りました(`・ω・´)ゞ
ホテルに預けられていた犬たちは、家に帰ってから私のストーカーと化し、やっと落ち着いたようで、今は爆睡しています(笑)
大判ストールNuvem完成
その旅行に持参したものがありまして、それは、昨年12月から編んでいた大判ストールです。
やっと完成しました!

英語、ドイツ語、ロシア語、スウェーデン語パターン
テーブルに広げるとこんな感じです。

さらに、丸めるとこんな感じです。

羽織ると胸元がひらひらします。

大判なので肩に羽織ることもできるし、薄手なのでマフラーのように巻くこともできて、使い勝手は非常に良かったです。
編み物ことはじめ
今回の大判ストールは編み方はそんなに難しくないのですが、
- 毛糸が細い(極細)
- 毛糸が細いことで編む時間も莫大に
という意味では、編み物初心者さん向きではありません。
そこで、今回は、これから編み物をはじめようと考えている方に参考になりそうなあれこれを書こうと思います。
まず、ほとんどの方がご存知かと思いますが、編み物には種類があります。
代表的なもので、棒針編み、かぎ針編みがあり、他にも、アフガン編み、ゆび編みなんてものもあります。
ちなみに、私が今回編んだ大判ストールは、棒針編みです。
これから編み物をはじめる方は、ネットや本で情報がたくさんある、
- 棒針編み
- かぎ針編み
のどちらかがおすすめです。
棒針編みであればマフラーを、かぎ針編みであればコースター(モチーフ)を編むと感じがつかめると思います。
- はじめてのマフラー(棒針編み) たた&たた夫の編み物入門より
- 【初心者向け】長編みの円を使ったモチーフの編み方slowlyバージョン(かぎ針編み)
編み物の感じがつかめたら、編み図について勉強すると理解がすすみます。
編み図とは、編み方の記号が並んだもので、その編み図をみれば、みんな同じものが編めるようになっています。
編み図記号に関しては、日本ヴォーグ社が運営している手作りタウン、
がわかりやすいです。
編み図記号の他に、針の持ち方、編み図記号の編み方の動画などが利用できます。
他には、昔からあるサイトで、
がありまして、文字が多めですがしっかりと説明されています。
だいたいの編み方と編み図記号がわかったら、フリーの編み図がネットにはたくさんあるのでそれを利用して編んでもよし、本を買って編んでもよし。
脱初心者を目指している方で、「大判ストールに挑戦したい!」場合は、風工房さんの
がとてもいい感じです。
2017年の新刊でタイトルにあるように、すべて首に巻くものから成り立っています。
小さなサイズのショールから、大判のショールまで21種類あり、
- 長方形 9種
- 正方形 3種
- 三角形 3種
- 半円 3種
- 扇型 3種
のような構成です。
そして、すべて棒針編みです。
私は現在、表紙になっている扇形のショール
- V スカラップ模様のショール
を編んでいます。

編み方は、編み図の他に、一部、写真でも紹介されています。
Nuvemに使った毛糸はマラブリゴレース
私の編んだ大判ストールに話しを戻しまして・・・。
今回の大判ストールは、もともと編み図がありませんでした。
編み図は、日本とドイツで使われているもので、アメリカではパターンと呼ばれるものがあり、図ではなく、編み方の順番が文字で英語で書かれています。
そのパターンをネットで買いました。
パターンの名前は「Nuvem」で、すでに5,000人以上の人が購入して編んでいる大ヒット作品です。
そして、毛糸はマラブリゴレース(Malabrigo Lace)を使っています。
ウールの中でもメリノ、さらにベビーがつく毛糸の種類です。
私の知っている範囲でベビーメリノとカシミヤの毛糸を比べると。
ベビーメリノはカシミヤと同じくらいの軽さだけど、暖かさはカシミヤの方が勝つかな?
でも、お値段はカシミヤと比べるとベビーメリノは安すぎるくらい。
ベビーメリノとベビーアルパカを比べると、ベビーアルパカのぬめり感は独特で気持ちよい!
だけど、ベビーメリノのふんわり感も負けてません。
Nuvemではこの毛糸を4カセ(4玉)使っています。
Nuvemのブロッキングの様子
最後に、こちらは、ブロッキングしているところです。

ブロッキングというのは、手編みの作品の形を整える意味で行うもので、毛糸で編んだものはブロッキングをした方が綺麗に仕上がります。
帽子やマフラーなどは、ブロッキングしなくても大丈夫な場合もまります。
今回のストールは一度水通しをして、脱水して、形を整えてピンで固定して干しました。
他には、形を整えてピンで固定してから、アイロンでスチームをするという方法もあります。
ブロッキングには、写真に写っているようなマットを使うと便利で、私が使っているのはKnit Picksの「Blocking Mats」です。
使っているピンは、どこにでも売られていそうなガビョウです。
専用のピンも売られていますし、ピンではなく、ワイヤーを使ってブロッキングする方法もあります。
さいごに
というわけで、時間はかかったけれど、この品質でこのお値段は、絶対にありえないので、自己満足200%\(^o^)/
さらに、こういう自分なりに頑張ったハンドメイドは、人と話しをするときのネタにもなるし、自分の思い出にもなるし、夫婦の会話にもなるし、身につけると元気になるし、いいこと尽くめ。
でも、少し根を詰めて目も疲れたので、編み物は少しお休みして、別なことを楽しみまーす♪