インスタントポットがわが家へやってきたのは、2016年末のことでした。
とにもかくにも機能が多く、3年経った今でもよく使っていて、本当に便利です。
そこで今回はインスタントポットについてまとめつつ、黒豆の水煮について説明していこうと思います。
インスタントポットとは?
インスタントポットは、圧力鍋、スロークッカー、スチーマーなどの機能がついた、調理家電です。
インスタントポットが開発されたのはカナダで、2012年に米国のAmazonで発売開始され、2016年のブラックフライデーシーズンは、なんと21万台売れたという大ヒット商品です。
インスタントポットでできること
そんなアメリカで爆発的にヒットしているインスタントポットですが、マニュアルモードでは、
- 圧力鍋
- スロークッカー
- スチーマー
- ソテー
- ヨーグルトモード
- 保温
の6つの機能が使えます。
それとは別に、レシピごとにメニューが用意されていて、
- スープ
- シチュー
- 豆料理
- 鶏料理
- 炊飯器
- マルチグレイン
- おかゆ
- スチーマー
のようになっています。
インスタントポットの何がすごいのか
インスタントポットを3年間使ってきて、一番すごいと思うのは、
- とにかく料理が失敗しない
ということです。
具体的に言うと、圧力鍋でお肉を煮ればトロ~リ柔らかくできあがります。
以前は、直火タイプの圧力鍋を使っていたのですが、豚の角煮を作るとお肉がパサパサにできてました。
それがインスタントポットにしたら一変して、お箸で突くとホロリと崩れるほどです。
電気なので火の心配はもちろん、吹きこぼれの心配もなく、ボタンをポチポチするだけであとは放置できます。
インスタントポットで調理する時の目安
3年も使っていたら、いつの間にかほぼマニュアル操作のみで調理するようになりました。
なんとなくですが、
- お肉が多い煮物→ハイプレッシャーで20分
- 野菜が多い煮物→ロープレッシャーで20分
- 鶏ガラスープ→鶏ガラ1羽入れてハイプレッシャーで20分
- お肉を蒸す→スチームで30分
- 野菜を蒸す→スチームで8分(量が少ないときは5分)
- 豆の水煮→乾燥豆を8時間お水につけたあと、スロークッカーの中で8時間
のような感じです。
例えば煮物は材料を鍋の3分の1まで入れて、調味料を入れてからお水を足して、材料が隠れるヒタヒタにします。
そして、お肉が多い煮物だとハイプレッシャーで20分、野菜が多い煮物だとロープレッシャーで20分です。
インスタントポットで黒豆の水煮
そんなインスタントポットで、すごーく簡単に作れるのが黒豆の水煮。
黒豆は薬膳で滋養強壮になるようで、特に脾(胃腸)と腎(腎臓)に良いそう。
でも、直火タイプの圧力鍋を使うと、毎回、固めにできあがるんです。
お米で言うところの芯が残ってる固さになります。
ネットで調べてみると、原因は豆が古いことが原因のようなんですが、どうにもこうにもなりませんでした。
それが、インスタントポットで黒豆の水煮を作ると、スロークッカーで作れます。
まずは、6時間お水につけました。
そして、スロークッカーの弱で8時間。
やはり黒豆は固いままでした。
さらに8時間追加。
やっと普通の固さの黒豆に!
古い黒豆は、単純に煮る時間を増やせば柔らかい黒豆の水煮ができあがるのですー。
アメリカでインスタントポットの様子
ところで昨日、お鍋を買うためにウォルマートへ行ったのですが、インスタントポットがずらりと並んでました。
それも、色々な色と種類で。
少し前まで、店頭で売られているのは見たことがほとんどなく、ゆいいつ、Targetで売られているのはみかけました。
その後、去年あたりからはウォルマートでも扱われるようになって、今はコストコでも売られていますね。
日本でインスタントポットの様子
そうそう、最近は日本でも売られているのですねー。
こんな便利なモノがなぜ日本になかったのかと不思議なくらいです。
さいごに
アメリカの家庭に最低1つはあると言われていたスロークッカー。
今後、スロークッカーはインスタントポットに置き換わるのかもしれませんね。
わが家で使ってるInstant Potはこちらです。
日本で売られているのはこちらです。
2021年1月1日追加
年末に黒豆の水煮を作りました。

いつものように、インスタントポットを使って
中の設定で8時間です。
日本の黒豆なので、大粒でしわも出ずに完成。
砂糖は入れてません。
甘くしたい方は、最初から砂糖も入れれば
簡単にできると思います。
あと、写真だと色が薄くなっているように見えますが、
実際は黒いままです。
真っ黒にしたい方は、釘などの鉄分を入れるといいかもです。