テキサス州に住むようになって7年が経ちました。
以前住んでいたアリゾナ州のツーソンは湿度が低く、カビの心配をしたことなかったのですが、ダラスでは夏場湿度が高く、カビ対策が必要です。
そこで、今回はカビ対策についてまとめたいと思います。
最初のカビ対策
過去、家の中のカビ対策は
- 換気扇を回す
- Tilex Mold & Mildew Remover
の2つでした。
このTilex Mold & Mildew Removerは強力で、あっという間にカビは消えます。
でも、またしばらく経つと再発するんですね~。
2019年11月追加
以前使っていたTilex Mold & Mildew Removerはカビがあっという間に消えていたのが、現在売られているモノはカビが消えることはなく、ほとんど効果がありませんでした。以前と比べると漂白剤のニオイも弱くなったので、製品の名前は同じまま中身が変わったように思います。
次なるカビ対策は除湿機
そこで、日本によくあるエアコンのドライ(除湿機能)があったらいいなと思い、調べてみました。
すると、エアコンに取り付けるタイプの除湿機は、少しお高い感じ。
参考までに、
というブランドが有名そうで、お値段は1000ドル前後。
取り付け工事は別途必要になると思います。
そこで、まずはお試しということで、ポータブルな除湿機を買ってみました。
こんなのです。
本体の下3分の1がお水のタンクになっていまして、そこに除湿した水分がどんどん溜まるようになっています。
音は結構うるさいですが、湿気をどんどん吸ってくれます。
最初は1台をマスターバスルームに使っていましたが、その後家全体を除湿したくなり2台になりました。
- Frigidaire 30-Pint Dehumidifier with Effortless Humidity Control
- Frigidaire 70-Pint Dehumidifier with Effortless Humidity Control
この2台で夏の湿度が80~90%だったのが、現在は50%前後になっています。
2018年9月追加
2017年8月に購入した70-pintが2018年9月に故障して停止。原因は錆びですが、錆は修理の対象にならず、新しいものを買うしかありません。2017年7月に購入した30-pintは2018年9月現在動いてしますが、水の色が錆び色になってきているので間もなく止まると思います。Amazon.comのレビューでも同じ症状が出ているようで、購入の際はくれぐれもご注意を!
2019年11月追加
2019年6月にFrigidaire 30-Pint Dehumidifier with Effortless Humidity Controlからでる錆色の水が気になり、捨てることにしました。新しく購入したのは、hOmeLabs 4,500 Sq. Ft Energy Star Dehumidifier for Extra Large Rooms and Basementsで今のところとても調子よく動いています。除湿機能はかなり強いです。最初の1週間は連続して使って家の湿度が全体的に取れたら、快適な湿度に設定するのが良さそうです。
ただしこの除湿機、夏はほぼ1日中動いてます。
なのでお金に余裕ができたら、エアコンに取り付けるタイプも検討したいと思っています。
掃除全般を見直すために
カビ対策をしていたら、それ以外の掃除も気になり、いっそのこと、掃除全般を見直してみようかということで、
をKindleで読みました。
家の中が綺麗になることも重要だけど、同時に健康であることも重要。
それにうちは大型犬が2匹いるし、今後、年を取ると免疫力も下がってくるので、掃除の仕方で病気を防ぐことができるなら知っておきたいと思ったのでした。
読んでみると、知っていることもあるし、知らなかったこともありました。
あと、知ってはいたけれど、見て見ぬふりをしてきたこともありましたよ~。
エアコンのフィルターのホコリ
例えば、
- フィルターが汚いエアコンはカビとホコリの放出マシーン
という項目がはじめの方にあります。
その通りですよね~。
うちにはエアコンが2機ありまして、1階に1機、2階に1機という感じ。
エアコンのフィルターは、
- 20″ x 25″ x 4″
のサイズです。
分厚い上に、アレルギー対策のものを使っているので、決して安くはありません。
安くないから、ついつい、交換を先に先にしてしまうのです。
先日も、いい加減交換しなきゃと思って交換したら、ホコリの溜まり方すごかったです_| ̄|○
エアコンのフィルターの細かさ
ところで、エアコンのフィルターですが、アメリカにはフィルターの細かさの基準が3つほどあるようです。
- MERV
- MPR
- FPR
Home Depotなんかでよく見るFiltreteはMPRを使っています。
それぞれの基準は、こちらが一番わかりやすいです。
ダラスは夏になると光化学スモッグが出るので、エアコンのフィルターは
- MERV11以上
- MPR1000~1200以上
が良いのかなぁと思っています。
うちは、夫がRagweed(ブタクサ)アレルギーで、その粒がすごく細かく、使っているのは、
です。
でも、さきほどの表をみると、実は
と同じ品質なんです!
なのに、3MブランドのFiltreteの方が1枚あたり28ドル、Aerostarの方が18ドルです。
1枚あたり10ドルの差!
今後は安い方を買って、交換頻度を上げたいと思います。
シャワーブースのカビ対策と掃除
他にも、
には具体的な掃除方法などが書かれていますが、書かれている内容すべてをするのは無理なので、まずはマスターバスルームだけでも、きっちりとカビ対策&掃除をはじめました。
マスターバスルームにあるシャワーブースですが、こんな感じでガラス張りになっています。
使ったあと、水気を切るのが良いと書かれていたのでスクイージーを買いました。
以前、IKEAで売られていた1ドルくらいのスクイージーがあったのですが、置き場所に困ったので、今回はOXOのグリップ付きを買ってみました。
写真の右側に写っているものです。
今の所、調子よく使えています。
スクイージーを使って毎回水分を拭き取っておくと、ガラスの掃除頻度が半分くらいに下がりますね!
あと、ガラスの掃除ですが、外側からは
を使って拭き掃除。
内側は、石鹸カスなどがつくため、
- Scrubbing BubblesのBathroom Cleaner
- ダイソーの白いスポンジの一大きいサイズ
を使っています。
家の中のホコリを増やしたくないなら、マイクロファイバーを使った方がいいようです。
確かに、タオルを使うとガラスを拭いた後にホコリが残ってしまうことありますよね~。
さいごに
カビはどこにでも飛んでいるものなのであまり神経質になる必要はないと思うのですが、せっっかく同じ時間を使って掃除をするのなら効率よく掃除したいものです。
今後も自分なりの工夫をしながらカビ対策は続けていきたいと思います。
2019年11月追加
マスターバスルームの掃除は、週に1回一通りするようにしているのですが、毎週、毎週、水回りに茶色いカビのもとができます。最初は、カビはどこにでもいるから仕方がないと思っていたのですが、これは少しおかしいと思うようになりました。そこでよくよく考えて見ると、目に見える部分はカビがないのでシャワーブースの排水溝を疑いました。パイプ用のクリーニングはたまにしていましたが、年に1回するかしないかだったので、試しに酵素系漂白剤を使ったのです。最初にお湯を流して全体を濡らし、その後、酵素系漂白剤を流しいれ、換気扇を回して30分待ちます。30分経ったら、酵素系漂白剤をお湯で綺麗に流していきます。これがすごい効果ありました。毎週茶色くなっていた水回りが嘘のように茶色くならないのです。ただし、わが家のシャワーブースは排水溝がプラスチックでできています。バスタブタイプだと排水溝が金属の場合もあり、酵素系漂白剤を使うと金属が溶けてしまうと思うので、使えないかもしれません。もしかしたら、酸素系漂白剤だと大丈夫かもしれませんが、必ず確認してから使うようにしてください。
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