年始めに「2018年は財布の紐を堅く?!」なんて記事を書き。
「節約頑張るぞー!」と鼻息荒かったもつかの間。
例のごとくというか、3日坊主というか、喉元過ぎれば熱さを忘れるというか、節約なんて忘却の彼方でした(^_^;)
でも、来年めでたく(?!)50代に突入することだし、そろそろ真面目に老後を考えないといけないお年頃。
老後資金は足りるのか。
終の棲家をどこにするのか。
老後なにをして過ごすのか。
これらをバランス良く夫婦で煮詰めることが、ハッピーな老後につながるのではないかと。
リタイア後のマネープランを大雑把に計算
そこでまずは老後資金の計算です。
色々使ってみたけれど、今の所、ここが一番使いやすい感じ。
1年ごとの収支状況が表になるので、わかりやすいです。
入力する項目は、
- 年齢
- リタイアしたい年齢
- 年収
- 年収に対する貯蓄率
- 現在の貯蓄額
- 年収の昇給率
- リタイア後に必要な金額(リタイア直前の年収に対する割合)
- リタイア後にお金が必要な年数
のようになっています。
さらにオプションとして、
- リタイア前の年の利回り
- リタイア後の年の利回り
- インフレ率
- 未婚、既婚
- ソーシャルセキュリティーを含めて計算
があります。
このページで、
- リタイアしたい年齢
- 年収に対する貯蓄額
- リタイア後に必要な金額
の3つを微調整することで、いくら貯めれば、何歳くらいにリタイアできそうか、検討をつけることができると思います。
一点気をつけることは、ソーシャルセキュリティー受給開始が62歳に固定されていること。
年齢によって異なりますが、わが家の場合は、満額もらうには67歳から受給開始。
でも、このページでは67歳に設定は変更できないようです。
老後の生活費。日本は27万円、アメリカは3,800ドル
老後資金を計算するにあたって、老後に暮らす場所、そして、老後なにをするのか、これらが決まらないことには実は老後資金が足りるのかはわかりません。
例えば日本では、
が目安のようです。
条件は、夫婦共に仕事をせず、それぞれが趣味を月数万円で楽しむ暮らしが27万円とのこと。
それに対してアメリカは、USA TODAYによると、
のようになっています。
月々は夫婦で「約3,800ドル」のようです。
日本より高いですね!
また、それぞれの項目を見ていくと高いなぁと思うのが医療費です。
これが「月々約500ドル」になります。
日本は1万6千円程度。
さらに住居費。
アメリカでは、住宅ローンがない場合でも固定資産税や修理などに「月々約1300ドル」かかるというのです。
そういえば、少し前に「アメリカ(ダラス)の家のメンテナンス」で、メンテナンスだけでもかなりの金額がかかると書いたばかりでした(^_^;)
まずは、こういった平均値を目安に老後資金の計画を立てるのが良さそうです。
生活費が安い海外でリタイア
アメリカでは、ソーシャルセキュリティーの年金は、チェックで海外へ発送してくれます。
そのサービスを利用すれば、生活費の安い海外で暮らすこともできます。
GoAbroad.comというサイトがありまして、海外で仕事をはじめ、勉強したり、ボランティアをしたりという情報を提供してくれるサイトです。
ここで、リビングコストの低い国でできる何かを探すというのが1つの手。
あるいは、旅行をしながら住む場所を決めるのもいいかもしれないですね。
ただ、事前に生活費はどれくらいかかるのかは知っておきたいので、そんなときは「Cost of Living Comparison」を参考にします。
あとは現地に住んでいる人が書いているブログなども良い情報になりますね。
アメリカでリタイア後も収入を得る
「人生100年時代」や「生涯現役」という言葉にあるように、年々、老後の定義が曖昧になってきています。
人生100年になると、65歳でリタイアしてもまだ35年もあります。
そこで、私はブログ、米国株デイトレード、不動産投資の3本立てで、収入を得ることを考えています。
どれも、定年がありませんから、いくつになっても収入を得ることができます。
また、アメリカ国内に住んでいる場合はもちろん、海外に住んでいる場合でも、インターネットに接続さえできれば可能なコトばかりです。
夫はエンジニアなので、その経験を生かせるコトを考えているようです。
ただ、まだ現役で働いていますから、具体的な内容はこれからになります。
終の棲家
最後に、終の棲家として希望しているのは、「海の近くで暮らす」こと。
これは夫婦で共通しているのです~。
釣りをして、庭で家庭菜園をして、スローフードを食べて。
それだけの暮らし。
ここにたどり着くまでの間、やり残したことがないようにしたいと思っています。
さいごに
アメリカで老後を迎えることをとても不安に思っていた時期もありました。
でも最近思うのは、老後を不安に思うか思わないかは、老後資金ではないということ。
それよりも、ささやかでも、毎日楽しめることがあること。
これがあるかないかで、老後の暮らしは違ってくるように思います。
今後は、日々、毎日楽しめることを探しつつ、お金も貯めていこうと思っています。